== ルーンとは？ ==
ルーンとは、別名フサルクとも呼ばれます。
起源は北欧神話の最高神であるオーディン（またはオージン）が九夜九日ユグドラシルの木に吊られ、 己の身を傷つけながらやっとのことで手に入れたとされており、 北欧の古代人、ヴァイキング達はこのルーンを大変重宝していたそうです。
ルーンは漢字のようにその文字ひとつに意味があり、またちからがあります。
占いに使う際には、タロットのように正位置・逆位置があります。
高き者の言葉
私は知っている 私が九夜の間
風吹きすさぶ樹に吊り下がり
私自身の刃に傷つき
オーディンに捧げて血を流し
私自身を生け贄にして
根はどこへ延びているのか
誰も知らぬ樹に縛りつけられ
誰も私にパンを恵まず
誰も私に角杯を恵まなかった
底知れぬ深みを窺い
私はルーンを発見した
咆哮をあげ 私はルーンを掴みあげ
気を失い 大地に落ちた
私は健やかになり
賢くなった
成長し 成長を愉しんだ
ことばからことばへと
さらに ことばへと導かれ
業から業へと導かれた
私は知っている 私が九夜の間
風吹きすさぶ樹に吊り下がり
私自身の刃に傷つき
オーディンに捧げて血を流し
私自身を生け贄にして
根はどこへ延びているのか
誰も知らぬ樹に縛りつけられ
誰も私にパンを恵まず
誰も私に角杯を恵まなかった
底知れぬ深みを窺い
私はルーンを発見した
咆哮をあげ 私はルーンを掴みあげ
気を失い 大地に落ちた
私は健やかになり
賢くなった
成長し 成長を愉しんだ
ことばからことばへと
さらに ことばへと導かれ
業から業へと導かれた
「詩のエッダ」より
== ルーンメッセージ紹介 ==
ここでは、ルーンの意味を簡単に紹介します。
前記の通り、ルーンはそれ自体にちからがあるので、手持ちの紙にルーンを書くだけでも効果を発揮してくれることでしょう。
＊補足
【】内の名称は前記がエルダーイングリッシュルーン、後記がゲルマンルーンの読み方です。一応のためふたつ表記していますが、 お好きな方で読んで（呼んで）下さいませ。
矢印後の意味は、私個人が連想した意味ですので、確としたものではありませんが、参考程度にどうぞ。
※→記号の解釈は、予告なく変更する場合があります。
 | 【フェオ（フェイヒュー）】 家畜 →財産、富、名声、精神的余裕、物事が良い方法へ進展する |
 | 【ウル（ウルズ）】 オウルコス（野生の古代牛） →勢い、猪突猛進、現状の打破、若々しさ、本能 |
 | 【スーン（スリサズ）】 棘 →慎重さ、門、物事の考え直しの時、停滞 |
 | 【アンスール（アンスズ）】 口 →メッセージ、コミュニケーション、知識 |
 | 【ラド（ライゾ）】 車輪 →旅、旅行、新たな出会い |
 | 【ケン（カノ）】 松明 →エネルギー、情熱的恋愛、熱心さ |
 | 【ギュフ（ゲーボ）】 贈り物 →好意、愛、パートナー、ギフト |
 | 【ウィン（ウンジョー）】 光 →喜び、幸せな日々、大願成就 |
 | 【ハガル（ハガラズ）】 雹（ひょう） →物事の悪化、喪失、災い、被害、危険 |
 | 【ニイド（ナウシズ）】 欠乏 →必要性、欠落、貧乏、物質的・精神的飢え |
 | 【イス（イサ）】 氷 →停滞、冷静さ、温かみのない心、四面楚歌 |
 | 【ヤラ（ジェラ）】 収穫 →努力の実り、今までしてきた事が己に返ってくる |
 | 【ユル（エイワズ）】 防御 →死と再生、新しい始まり、回避力 |
 | 【ペオース（パース）】 賭博 →大きなチャンス、金の動き、秘密 |
 | 【エオロー（アルジズ）】 鹿の角 →友人関係、友情、仲間 |
 | 【シゲル（ソウェイル）】 完全 →成功、名誉、太陽、満足 |
 | 【ティール（テイワズ）】 戦士 →勇気、進み続けていく力、行動力、勝利 |
 | 【べオーク（ベルカナ）】 母性愛 →成長、穏やかさ、優しさ |
 | 【エオ―（エワズ）】 馬 →絆、進展、信頼できる友 |
 | 【マン（マンナズ）】 人間 →己、人類 |
 | 【ラーグ（ラグズ）】 水 →芸術、想像力、美しさ、ロマン |
 | 【イング（イングズ）】 豊饒 →月、生命力 |
 | 【オセル（オシラ）】 故郷 →遺産、伝統、先祖 |
 | 【ダエグ（サガズ）】 変化 →一日、生々流転、変革、日の出、夜明け |
 | 【ウィルド（ブランク・ルーン）】 未知 →人智の及ばぬ大きな力、宿命、可能性、運命 |